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人気ラーメン店 ― 遊謝 ―
店主「へい、ラーメンお待ち！」
客「来た来た！」
客「さっそくコショウをかけて……」ﾊﾟｯﾊﾟｯ
店主「出て行ってくれ」
客「え？」
店主「俺のラーメンにいきなりコショウをかけるような奴は客じゃない。代金はいいから出ていってくれ」
客「そ、そんなぁ……」
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いいからあんたは黙ってラーメン作ってなさい
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食券制なのに…
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胡椒をかけなくてもいいようなラーメンを作ってくださる？
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つまみだされるまで強引に啜ればお得なん
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>>5
つまみまで出してくれるとか良心的すぎるな -
コショウ置くなよwww
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>>6
ほんこれ -
お前のラーメンよりS&Bのコショウを信用してる定期
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罠か
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胡椒かけちゃったんですか!?
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口に直接かければセーフ
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胡椒かけちゃいましたってお菓子
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実際にいきなりコショウかけるやつなんていないけどな
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そんな客が食うとこ悠長に見れるような暇な店はろくなもんじゃないでしょ
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中年「……」ｽﾞｿﾞｿﾞｯ
店主「お客さん」
中年「なに？」
店主「そうやって下品に麺をすすられると、店の品位が落ちる。出て行ってくれ」
中年「な、なんだと！？」
店主「いいから出ていけ。もちろん代金はいらない」
中年「分かったよ……」
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>>16
急に人情物っぽくするのやめろ -
画像まだかよ
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バッバッバッバッバッバッバッバッバッ
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なんかの漫画で私はこのS&Bの胡椒をってぱっぱ×奴あったろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
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トンカツ屋で「うちのは塩だけでも美味いんですよ」とか笑顔で言ってくる方が嫌
「そうなんすねぇ～」ってソースかけるわけにもいかんし 笑顔で親切だから怒れもしないし -
意外にもラーメンハゲの漫画で胡椒肯定してるんだよな
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ていうかなんで一見だと思ってんだ？
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青年「ラーメンはまずスープから……」
店主「出て行ってくれ」
青年「なんで！？」
店主「ラーメンをスープから飲んで通ぶる客は虫唾が走るんでね」
女「おいしそー！ 写真撮っちゃお！」ﾊﾟｼｬｯ
店主「出て行ってくれ」
女「どして！？」
店主「俺のラーメンはグラビアアイドルじゃないんだよ。写真なんか撮るんじゃない」
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ﾅﾝﾀﾞﾖ… ｷｬｸﾆﾑｶｯﾃ… ﾋﾄﾞｲ…
ｼｰﾝ…
店主「……ふう。これでよし」
？「フッ、なるほど……」
店主「……」
？「ワシの気配を察したから、客を逃がしたというわけか。相変わらず人のいいことだ」
店主「ああ、そうだ……魔王！」
魔王「久しぶりだな、勇者よ。まさかラーメン屋になってるとは思わなかったぞ」
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食べられずに捨てられるラーメンがかわいそう
店主が1番ラーメンをバカにしてる -
法的にはこれ出ていく必要ないで
当事者の内面の意思が異なる場合は、契約内容は外面の社会通念に基づいて解釈される
イキリ店主が気に入らない食い方を許さないことを条件にラーメンを提供することは社会通念上通常とは言えないから、契約内容とは認められない -
すぐこしょうかけるやつは何考えてんだろうとは思うよ
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おい誰だよチャンネル替えたの
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店主「かつて俺たちはこことは違う世界で、一騎打ちをした……」
魔王「結果は相討ち……」
店主「俺はこの世界に転生することができ、この世界の人間として生き、ラーメン屋を開業した」
魔王「一方のワシは次元の狭間に閉じ込められ、永久にそこを彷徨うはずだった」
店主「なのになぜ、お前がここにいる！？」
魔王「憎しみだよ。なにもない空間でひたすら貴様への憎悪を増幅させ……次元を切り裂いたのだ！」
店主「そうやってこの世界にやってきたというわけか……」
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うん、つまんないの分かったからさ
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自分でほ面白いつもりかもだけど
才能無い -
切り替わりが夢のそれ
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もう1文字も書き込まないで
一生ね
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魔王「ラーメン屋などやってる貴様に、もはやかつての力はあるまい」
魔王「今こそ復讐してくれるわ！」
店主「それはどうかな？」
魔王「なにっ！？」
店主「生憎、この世界に転生したのは俺だけじゃなかったのさ」ﾁｬｷｯ
魔王「それは……ワシを倒した剣！」
店主「ああ、この剣もちゃんとついてきてくれてた……。こういう時のためにな！」
魔王「ならば剣ごと粉砕するのみよ！ ゆくぞ！」
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魔王「喰らえ……我が暗黒の炎を！」
魔王「暗黒魔炎！！！」
ゴォワァァァァァッ！
ズガァァァァァンッ！
魔王「フッ、我が炎に焼き尽くされるがよい……」
魔王「いない！？」
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店主「こっちだ！」
魔王「ハッ！」
店主「（狙いは肩口――）でえやぁぁぁぁっ！ 勇猛斬ッ！！！」
ズバァッ！！！
魔王「ぐ、ぐあああああああああっ……！」
店主（終わった――）
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魔王「……」ﾆﾔｯ
店主「……え！？」
魔王「やはり……この程度か」
店主「なんだと……！？ たしかに斬った感触は……！」
魔王「むんっ！」ﾋﾞｭｵｯ
ザシュッ！
店主「ぐあっ！（この爪の鋭さ、昔より……！）」
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自分は好きだよ
続けて -
なぁ、勇者に敗れた魔王が現世に転生してきてラーメン屋を開いて世界を救ってしまう小説書いてくんね？
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タイトルは「ラーメン大好き魔王さん」で頼む
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店主「くそっ！」ﾋﾞｭｵｯ
ギインッ！
店主「効かない……！？」
魔王「考えてもみろ」
魔王「たしかに貴様の強さは衰えていない。以前のままだ。が、それは“成長していない”ということでもある」
店主「！」
魔王「だが、ワシは次元の狭間でずっと貴様を呪い続けてた……復讐することだけを考えて」
魔王「呪って呪って呪って、ついに次元の壁を切り裂くまでに至った」
魔王「つまり、ワシと貴様のレベル差は絶望的になってるというわけだァ！」
ズガァァァァンッ！
店主「ぐはぁっ！」
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ラーメン屋でレベル落ちてないだけ大したもんだ
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ラーメンでも喰って和解しろ
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調味料大量に入れるのはマズいっていう意思表示だからな
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店主「うおおおっ！ 勇雷斬ッ！！！」
バリバリバリッ！
魔王「懐かしい技だ……この技で半身を黒焦げにされたのを覚えている」
魔王「そんなかつてはワシに大きなダメージを与えた技も、今やかすり傷すら与えられぬ」
店主「……！」
魔王「お返ししよう。暗獄魔炎ッ！！！」
ズゴォワァァァァァッ！
店主「がああああっ！」
客「うまそうなラーメンだ、さっそくコショウをかけて…」店主「出て行ってくれ」
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