これから、１１０分８万のソープに行くんだけど、デブスだったり勃たなかったら金ドブかと思うと緊張してきた・・・・・

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昼の会議でなく飲み会で決定　僕が参加をやめて得たもの

政治家の会食をめぐる問題が、コロナ下で噴出している。「差しつ、差されつ」で生まれるのは忌憚（きたん）なき意見交換なのか、それとも癒着なのか。「政治は夜動く」は変わっていくのか。
漁師・高森優さん「周囲は冷たい態度も、村の外に仲間」
20年ほど前に、東京から地元の青森に帰って漁師になりました。「都会には魚を高く買ってもらえる場所がたくさんある」という確信があり、直接販売すれば、漁業は今より稼げる仕事になるはず、と思ったのです。「限界集落」といわれる故郷を、希望が持てる場所にしたかった。
でも、実際は簡単ではありませんでした。流通ルートなどは細かく決められていて、新しい方法は歓迎されない。直販を提案したら、「波風を立てるな」「目立つことはするな」という空気。「うまくやっていかないと、ここでは暮らせない」と感じました。
飲み会は、そんな「村社会」の象徴的な存在でした。まずは地元になじもうと、誘われたら参加しました。「あの人に飲みに誘われた」と会話のなかで力を誇示したり、誘われない人を「あっち側の人」扱いしたりするのは日常です。昼間の会議で決めなかったことを、飲み会で決めることもしょっちゅうでした。
「忌憚（きたん）のない意見交換をできる」のが飲み会のメリットといわれますが、飲み会でもちゃんとヒエラルキーがある。上の人の言うことには「右向け右」です。なのに、飲み会で決めれば「おれたちで決めた」という仲間意識が強くなります。あるのは、「和を乱さない人間関係」ができるという「裏のメリット」でしょう。
掟（おきて）に従っていれば平穏に過ごせるのですから、参加しておいた方がいいという誘惑はよく分かります。そこに居続ければ、自分と仲間を正当化できて、権威も守られる。でも、僕は10年くらい前に飲み会に出るのをやめ、彼らと距離をとるようになりました。
「村」を出た僕に対して、周囲の態度は冷たくなりました。「仲間がいないヤツは何もできねーよ」と言われたこともあります。でも、7年前に無事に直販を始められました。「村」の外、つまり全国各地に仲間ができていったからです。
漁業だけではありません。自治会、子どもの学校など、「村」はあちこちに存在します。僕の地域だけの話でもないでしょう。政治家の会食も、官僚の接待も、同じようなものだろうと感じます。僕らの飲み会よりは「高レベル」でしょうが、「仲間とこっそり」という場所で、何か決めたり、囲い込んだりしているんじゃないでしょうか？
でも、最近は変化も感じます。新型コロナの影響で飲食店などが苦境に陥るなかで直販を始める漁師も増えている。「わきまえる」発言の顚末（てんまつ）もあり、「同調圧力にくみしても、結局いいことはない」という雰囲気が、ようやく広がっていると感じます。
苦しい人はぜひ「村」を出てみてください。僕は出た後の方が、断然、つらくないです。
1977年生まれ。東京の不動産会社での2年間の勤務を経て、2002年春から地元・青森で漁師に。
元衆院議員・井戸まさえさん「飲み会に掟、まるで秘密結社」
政治家は、いかに自分が「求められる」存在かを、常に確認したい生き物です。その根本には、自分の生き死にを「選挙」という他人にゆだねていることがあります。自分が何票持っているのかは、投開票日にしか分からない。だからこそ、自分がどれだけ会食に呼ばれるか、自分の会食にどれだけ人が集まるか、そこで他人からの評価を確認しているのです。
その習性は地元だけでなく、永田町にいる時でも表れます。私が民主党の衆院議員だった時も、会食は連日ありました。自腹のものも、ごちそうされるものも、です。代表選のため、党内の足場固めのため……。1日に4回はしごするなんて当たり前。仮眠を取ってから向かう議員もいました。お酒が飲めない私も参加したものです。
会食を開く方は、ごちそうしておけば、いざという時に言うことを聞いてくれると思っている。代表選に敗れた議員が「あれだけ飲ませたのに」とぼやいていたのが印象的でした。参加する方も、誰に、何回、どんな店に呼ばれるかで立ち位置を確認できる。
そういう会食のお金が本当に「飲ませてやった」と言う人から出ているとは限らないでしょう。党の国会対策費に官房機密費。使えるお金はたくさんある。ある議員は「どんどん飲みに行け」と、随時「上」から30万円渡されたそうです。領収書を持参すると「そんなもん要らない」と。
それぞれの飲み会には「他言するな」「あの人は参加NG」などの掟（おきて）があります。一度、情報が漏れた時は大変な騒ぎでした。そういう「秘密結社」のような場で、物事は決まっているのです。