掛布、完全に寝返るшшшшшшшшшшшшшшшшшшшшшш

阪神はエースの西勇が６回を５安打５失点と崩れ、後半戦は黒星スタートとなった。これで球宴、東京五輪の中断期間を挟んで３連敗となった。プロ通算１００勝に王手をかけた西勇が初回から崩れた。１死から菊池に左前打を浴びると、小園に右中間への先制三塁打を浴びるなど６回を５安打５失点で７敗目を喫した。スポーツ報知評論家で阪神レジェンド・テラーの「ミスタータイガース」掛布雅之氏は、１ゲーム差に迫られた阪神の守備に苦言を呈した。

　＊　＊　＊

　今季の西勇はボールが２つほど高い印象がある。そのため、左右のコースに決まった場合は抑えられても、真ん中付近に入れば痛打される可能性が高くなる。本来の低めにボールを集めてゴロを打たせる投球ができていない。五輪の中断期間に調子を上げてくるものと思われたが、前半戦に多く見られた内容と同じだった。阪神にとっては大きな不安材料だ。

　西勇だけでなく、巨人・菅野ら、昨季のローテを守った多くの投手が成績を落としている。特殊だった１年が影響している可能性がある。１２０試合制とはいえ、１１月中旬まで戦った過密日程のシーズンは想像以上に過酷で、蓄積疲労があるのかもしれない。

　西勇の投球は誤算だったが、野手陣も反省が必要だ。１回２死一、二塁の松山の右中間二塁打で、４点目となる一塁走者の生還は防げた。７回のダメ押しの１点も大山の悪送球が絡んだ。守る野球をおろそかにしていては、優勝争いは苦しくなる。（掛布雅之＝阪神レジェンド・テラー、スポーツ報知評論家）

今年も珍カスきっしょいわ

首位陥落する可能性たかくね？