誤解していませんか? マーガリンのトランス脂肪酸
誤解していませんか? マーガリンのトランス脂肪酸|西山名誉教授アーカイブ|ニュース&トピックス|健康栄養学科|大学・短期大学・大学院|駒沢女子大学・駒沢女子短期大学駒沢女子大学人間健康学部健康栄養学科(管理栄養士養成課程)のニュース&トピックスのページです。学生、卒業生、教員からのメッセージや学科のイベント、スポーツ栄養学の取組みなどの話題を、在学生や受験生に発信します。www.komajo.ac.jp今回の話題は、トランス脂肪酸についてです。何だか難しそうな言葉ですが、「トランス脂肪酸をたくさん食べると体に良くない」という話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
脂肪酸は、炭素と水素からなる鎖とカルボキシ基(-COOH)が結合してできています。炭素と水素の鎖の中に二重結合をもつものを、不飽和脂肪酸と言います。ここではシス/トランスや異性体などの詳しい化学の説明はやめにして、以下は簡単な説明にとどめます。この不飽和脂肪酸のうち、二重結合の部分で鎖が折れ曲がっているものがシス型、折れ曲がらずに全体としてはまっすぐな鎖のものがトランス型と呼ばれます。図1の例で言えば、上の脂肪酸がトランス脂肪酸ということになります。
ところで、なぜトランス脂肪酸は体に悪いと言われるのでしょうか? それは、トランス脂肪酸がLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)を増やして動脈硬化を進行させ、狭心症や心筋梗塞などの心臓病のリスクを高めるという報告があるからです(WHO、2003年)。このとき特に注意喚起された食品が、マーガリンやショートニングなどの加工油脂でした。これらの食品は、加工の過程で多量のトランス脂肪酸が生じるため、健康への悪影響が懸念されるというわけです。また、マーガリンやショートニングを材料に含む菓子類やパンなどについても、同様の心配が広がりました。今でもネット検索をすると、「危険なマーガリン」、「マーガリンやショートニングは危険です」、「マーガリンはなぜ体に悪いのか」、「マーガリンをやめてバターを使おう」などといった扇動的なコンテンツがたくさん見られます。
では、マーガリンやショートニングのトランス脂肪酸は、本当に危険なのでしょうか。答えはNOです。これらの加工油脂を製造している会社は、加工技術に改良を加えることによって、今では以前よりもトランス脂肪酸含量がはるかに少ない製品を世に送り出しているからです。
図3に示すように、マーガリンやショートニングのトランス脂肪酸含量は、以前よりも格段に減少しています。マーガリンを例にとると、1食分10g当りに含まれるトランス脂肪酸の量は、約0.1gです。WHOによれば、「トランス脂肪酸の摂取量を、総摂取エネルギーの1%に相当する量よりも少なくする」よう、目標が設定されています。これを日本人の標準的な食生活に当てはめると、「1日当たりのトランス脂肪酸摂取量は2g未満に抑える」という目標となります。いかがでしょうか? マーガリンもショートニングも、そのトランス脂肪酸を特に気にする必要はなさそうですね。ちなみにバターのトランス脂肪酸含量は、10g当り約0.2gとされていますので、もはやバターよりもマーガリンの方が、トランス脂肪酸が少ないとも言えます。
それはマーガリンがやばいからじゃなくてお前がやばいと分かったからだぞ
米国は原則禁止やぞ
国が違えば解釈が違うアメリカがいくら毒物認定しようが認可をうけ食品として流通している
トランス云々はどうでもいい
昔ながらの伝統的なマーガリンの作り方に拘ってるトランス脂肪酸モリモリ株式会社のやつかも知れないじゃん
自然界にあるのでセーフ
老人はやせたら一気に衰えるから
大学のくせに全く違うマーガリンとバターのトランス脂肪を同一視する池沼ネトウヨレベルのミスやめろよ
ただでさえ摂取量の少ないミネラルが不足して結局体の調子悪くなるんだよな
だからカップ麺と一緒に野菜取っても意味ない
「トランス脂肪酸の含有量が抑えられたマーガリンもある」
↑ここまでは分かった
「マーガリンのトランス脂肪酸はバターのトランス脂肪酸より危険」
↑これは本当なの?




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