「熊が怖くて眠れない」「熊のせいで血圧が上がった」人類、クマショックで自滅へ

「眠れない」各地でクマ出没 警戒続き健康面に不安持つ住民も

クマへの警戒が続く中、健康面に不安を持つ住民が出始めているといいます。
ことし7月、新聞配達をしていた男性がヒグマに襲われ死亡した北海道の福島町。

クリニックで院長を務める光銭健三医師は、主に地元の住民を診療していますが、7月の人身事故のあと、夜中に眠れないとか不安な気持ちになると口にする人たちが多くなったといいます。

最近では、クマの出没をおそれて外出を控えたため体重が増えてしまい、高血圧や脂質異常症が悪化する人も増えたということです。

こうした患者に対しては、今は外に出ての運動を呼びかけることが難しいため、室内でできる運動を勧めています。

光銭医師は「秋から冬にかけては体重が増える方も多いので、患者さんにはたくさん歩いてもらいたいが、朝や夕方はクマが出るのでそれが出来ない。どうしたらいいのか困っています」と話していました。

「眠れない」各地でクマ出没 警戒続き健康面に不安持つ住民も | NHKニュース

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