102歳の看板娘、今日もラーメン店で腕を振るう🍜

世界中から客を呼ぶ過疎地域のラーメン店　調理場に立つ102歳

群馬県藤岡市のラーメン店「銀華亭」には、世界中から客を呼び寄せる「看板娘」がいる。

大正生まれで、今年102歳になった天川ふくさんだ。

長女や次男の助けを借りながら、年を重ねても店に立つ姿は、多くの人の希望となっている。

店があるのは、小高い山々に囲まれた街道沿い。かつての旧鬼石町役場のそばだ。2006年に町は市に吸収合併され、地区の人口は減っている。

そんな中、店にはひっきりなしに客が訪れる。外国人観光客の姿もある。午前11時半の開店前から列ができ、五つのテーブル席に20人ほどが座れる店内は、すぐにいっぱいになる。

正午前、ふくさんが現れた。小柄ながら背筋は伸び、動きもシャキッとしている。口を開けば明るく、常に笑顔。話しかけられて聞き返すこともなく、はっきりと答える。視力も問題ないといい、102歳とは思えない。

店に立つのは正午からの1時間。今年は春にめまいを起こし、3日間だけ休んだというが、基本的には週6日、営業している日はいつも働く。

「店に行きたくない日はない。時間になると『行かなくちゃ』とスイッチが入るんです。『お手伝いしなくちゃ』『みんなとお話がしたい』って」

担当するのはラーメンの調理。慣れた手つきで、麺を計量器で量り、大鍋に入れる。スープを用意し、麺を湯切りして、チャーシューやネギを盛り付けて客席に運ぶ。

「気力はあるんです。体力がないから1時間で仕方ないけど、あればもっとやりますよ」

最近まで重い中華鍋をふるい、チャーハン3人前をこともなげに調理していた。「100歳になったらやめようと思っていました。筋肉って使っていれば、大丈夫なんですよね」

調理の合間には、いつも体を動かしている。お勘定や食器洗いのほか、軽いスクワットや、かかとの上げ下げを欠かさない。「じっとしているのがもったいなくて。自然にやっちゃうんです」
https://mainichi.jp/articles/20251007/k00/00m/040/387000c

銀華亭 | 藤岡市鬼石の銀華亭ホームページです

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ginkatei.fujioka-city.com

ラーメンって言えばこういうのしか無かったよね