子宮頚がんで亡くなった井出智さん、亡くなった当日もラジオ収録していた

ＮＨＫ連続テレビ小説「まんてん」でヒロインを務めた女優・宮地真緒が２８日、自身のインスタグラムを更新し、所属事務所「Ａｎｄｍｏ」の社長で、自身のマネジャーでもあった井出智さんが４月１９日に亡くなったことを伝えた。
井出さんは子宮頸（けい）がんを患っていることを公表していた。

　宮地は２０２０年夏に屋久島で撮影したという画像を掲載。
夕日に輝く海を見ながら「ＯＮＥ　ＰＩＥＣＥ」で、麦わらの一味がアラバスタの王女ビビと別れるシーンのように左手を天に掲げるショットだった。
「所属事務所Ａｎｄｍｏの社長であり　信頼するマネージャー井出智が４月１９日永眠いたしました」と報告した。
「私たち所属俳優には一度も弱音を吐かず　弱さも見せませんでした　とてもとても強い女性でした　私が知る中で最強かもしれない」と思いをつづった。

　さらに、亡くなった４月１９日に井出さんとともにラジオの収録を行ったことも明かした。
「子宮頚がん・ＨＰＶについてを伝える番組です　社長はリモート出演ということで　
沖縄から　私はスタジオから　井出さんは最期まで　子宮頚がん・ＨＰＶを知って欲しい　知らなかったことを後悔してほしくないと言っていました」と故人の強い思いを明かした。

　井出さんの最後の声は５月４日午後５時からニッポン放送「井出智　命の声　ＨＰＶ・子宮頚がんを伝えたい　」で放送される。
宮地は「是非　お聞きください　そして　知ってください」とアピール。
「社長に託された強い意志と　たくさんのご縁を　私なりにこれからも繋いでいきたいと思っています」と決意をつづった。

https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/entertainment/20230428206.html