ユン前大統領、拷問用「野球バット、きり、ハンマー」を用意していた 邪悪すぎワロタ

「たとえ自分が銃殺されることになっても、全員根こそぎ片づけてやる」。趙垠奭（チョ・ウンソク）特別検察官の発表によると、尹氏が「非常戒厳」に言及し政権への敵対勢力一掃を図ると話したのは、22年11月。
当時の保守系与党「国民の力」幹部との食事会での発言で、戒厳宣布より2年以上前のことだった。

捜査当局は当初、政権与党が惨敗した24年4月の総選挙を戒厳計画の起点とみていた。尹氏が不正選挙への疑念を抱くと同時に、革新系野党が多数派を占める国会に政策遂行を妨害されることへの危機感を強めたとの見方だった。

これに対し、特検は尹氏に近い軍幹部らの手帳の記載や証言を基に、準備開始時期を「23年10月以前」と認定した。陸軍参謀総長ら、戒厳で重要な役割を果たす幹部らの人事が同月に発令されて準備が本格化し、総選挙後に「選挙結果に関係なく」（趙氏）戒厳を決行する方針が決まったという。

総選挙から半年後の24年10月以降には、平壌に無人機を飛ばし北朝鮮との武力衝突を誘発することで、非常事態を宣言する具体的な環境作りが進められた。「敵（北朝鮮）の行動が先。戦時、または『警察力で統制不可の状況』が来るべきだ」。軍幹部は当時、自身の手帳にそうメモを残した。

さらに、選挙管理委員会職員を拷問し、総選挙で不正があったと証言させるため、「野球バット、きり、ハンマー」が用意されたことも判明。1年以上にわたる準備を経て、尹氏は「Xデー」の24年12月3日を迎えた。

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