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日刊スポーツDB班が選ぶ土曜午後から買いたい馬ベスト３

＜日刊スポーツDB班が選ぶ土曜午後から買いたい馬ベスト3＞

　＜1＞リリーミニスター（京都11R大阪スポーツ杯・15時45分発走）

　京都が新装された23年春以降の京都ダート1800メートルで、最も勝利を挙げている種牡馬が父のシニスターミニスター。【13・16・5・48】で、産駒が20頭以上出走した種牡馬の中で勝率3位（15・9％）、連対率2位（35・4％）、複勝率3位（41・5％）と優秀だ。

　ちなみに、リリーミニスターが入った馬番（5）は、同じく昨年以降のこの舞台で単勝回収率120％と黒字を計上。休み明けで人気薄だが、穴で狙ってみたい。

　＜2＞セイウンハルカニ（新潟11R飛翼特別・15時35分発走）

　新潟の芝直線1000メートルで、堅実な成績を残す竹内厩舎を軸にする。

　同厩舎は19年以降、この舞台で【3・4・6・17】。20頭以上が出走した厩舎の中で、勝率（10％）こそ7位だが、連対率（23・3％）は3位、複勝率（43・3％）は堂々の1位だ。

　母ニシノナースコールは短距離馬ではなかったが、芝、ダートを問わず中長距離で活躍。最後のレースとなったJpn2エンプレス杯を制したように、底力のある血統だ。直線競馬も3回目。舞台にも慣れてきており、今回はブリンカーも着用することで激走が期待できる。

　＜3＞ワンモアスマイル（京都8R紫菊賞・14時00分発走）

　過去10年を見ると、すべて10頭未満の少頭数。1番人気が5勝、2着5回で連対率100％と信頼度は絶大だ。今年も6頭立てで2頭が未勝利馬。1番人気の信頼度は例年通りとみていい。

　ワンモアスマイルは前走・野路菊S3着の内容、結果から1番人気が濃厚だ。前走の1、2着馬は来年のクラシック戦線でも期待される素質馬で、2着馬には2馬身半差をつけられたが、4着馬は5馬身離した。過去3戦の位置取りが2番手（2着）、差し（1着）、逃げ（3着）と、2歳馬離れした自在性があるのも魅力だ。

　血統的には、母の父ディープインパクトに注目。昨年以降、京都芝1800メートルで行われた2歳戦において【1・4・3・8】、複勝率50％と安定した成績を残している。

　【先週土曜の結果】

　＜1＞キタノエクスプレス

　京都11RオパールS　7着（2番人気）

　＜2＞アルレッキーノ

　東京11RサウジアラビアRC　5着（1番人気）

　＜3＞コルデアニル

　新潟11R鳥屋野特別　4着（8番人気）