アメリカで金玉を撃たれた警官、銃弾に貼り付いた金玉が後ろの女性の子宮に貫通し無事妊娠

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昭和60年（’85）、アメリカ・テネシー州で銀行へ押し入った2人組の強盗が逃走中に発砲し、流れ弾が1人の警官の“睾丸”を貫通して女性の腹部に当たり、妊娠・出産したというニュース。その後の血液鑑定の結果で99％、3人が親子であるということが判明。

ーー睾丸を貫通した銃弾に精子が付着するなんて本当にあるのでしょうか？

「ええ。今回の場合、精子と同時に肉片も弾にくっついて運ばれたのでしょう。そうすれば、精子が外気や空気抵抗から保護され、生きたまま女性の腹部に入ることになります」（当時・新宿東京医院の増田先生）

銃の専門家、当時『月刊GUN』編集長の坂田充によると、弾丸は鉛のかたまりで意外にやわらかく、物に当たるとすぐマッシュルーム形に変形するという。おそらく、このくぼみに精子と肉片が入りこみ、女性の腹膜、脂肪組織を通り抜けて、卵巣付近で止まったと考えられる。

ーー精子が弾丸についていたとして、女性のお腹に入っただけで妊娠するのでしょうか？

「ここで3つの偶然が重ならなければなりません。1に女性がちょうど排卵した直後だったこと。2に弾丸が卵管を傷つけ、そこに精子を残してしまったこと。3に残った精子がまだ元気だったことです。この3つの条件がそろえば、卵子と精子は、その傷口でバッタリ会い、受精して子宮に着床します。その後は普通の妊娠と変わりません」（当時・大学病院のある産婦人科医）

ーー卵管に傷があれば、弾丸の摘出手術の際にわかるのでは？

「もちろん、傷そのものはすぐにわかります。しかし、卵管に入った精子まではわからないでしょう」（前出・増田先生）

たまたま、タマタマに当たった弾丸（たま）が、精子をつけて、女性の卵管に到着するとは、まさに“疑惑の銃弾受精”と言えそうだ。

これが言いたいだけだろ