そこらへんの畑で放置気味になってる自生の「いちじく」とか「ざくろ」って勝手に取って食っていいの？

親子２代４０年にわたりイチジクを栽培している安城市の竹内直人さんの畑では、朝の５時から収穫作業が始まっています。
竹内さん夫婦は１０センチほどに育った濃い赤色の実を一つ一つ丁寧に摘み取って、ケースに収めていました。
ことしは豊田市の取水施設で起きた漏水に伴う水不足が懸念されましたが、大きな影響は出ていなということで、大きくて甘みが強いイチジクに仕上がっているということです。
竹内さんは「井戸水を使っていたので、水の心配はなかった。甘いイチジクができました」と話していました。

ＪＡあいち中央の「いちじく担当」の大野公雅さんは、「用水の断水があり、水の確保が困難でしたが、支援もあり、色つきのよいイチジクができています」と話していました。
イチジクの出荷は１１月上旬まで続き、ことしも例年並みの３２０トンの出荷を見込んでいるということで、東海や関東地方のスーパーなどに並ぶということです。