「サイゼリヤで番号で注文するのは人間として大事な何かを失っている！」　反論できる？

千葉雅也『現代思想入門』発売@masayachiba
サイゼリヤに来たら、番号を記入した紙を渡す形式になっていた。
ライス大盛りに一つの記号列が割り当てられている。
ひどいと思った。
世界は本当に寂しいところになった。
これでいいと本気で思っているんですか、本当のところはどうなんですか、と叫びたくなった。
2022年7月5日

千葉雅也『現代思想入門』発売 @masayachiba
日常生活の非人間的な情報管理はいけないことなのだと伝えていかなければいけない。
情報科学やロジスティクスに関わる理系の人々にそういう声を上げてもらいたい。

千葉雅也『現代思想入門』発売@masayachiba
QRコードでメニューを出してスマホで注文する形になったお店、ついに折れて、それで注文するようにした。
紙のメニューにないものもそちらにあるから。確かにラクである。
一切コミュニケーションなしの居酒屋。
どうも、と、お会計お願いします、しか言わないことにした。ざまあみろと思いながら。

伊藤弘了『教養としての映画』@hitoh21
「食べ物で遊ぶこと」や「食べ物を粗末に扱うこと」に対する抵抗感は現代の日本社会でも
それなりに広く共有されている倫理観だと思うけれど、僕の捉え方だと
「料理を番号で注文すること」はそれに類する。
番号化が受け入れられつつあるのだとすれば、それは食をめぐる倫理観の変化（麻痺）を意味する。

伊藤弘了『教養としての映画』@hitoh21
注文を番号でしか受け付けないカフェもあるが、正直なところ僕はけっこう抵抗がある。
世代的なものとして括るつもりはないが、何かを毀損しているという感覚を
持っている人は少なからずいるだろうとは思う（どのみち滅びゆく運命にある感覚だろうけれど）。

大野左紀子@anatatachi_ohno
外食の番号化を「人に優しい」という視点で捉える人が結構いて驚いた。
自分のような旧世代からすると、ここで言われている「倫理観の変化」ももちろん、
生に関することの効率化、機械化でグレーゾーンがなくなり資本の支配が
より一層あからさまになってディストピア感が増しましたね‥‥感が強い。

大野左紀子@anatatachi_ohno
食べ物というナマモノだから余計だが、これまでにも、生に関することの効率化、機械化は
「便利」「無駄がない」「手軽で簡単」といったプラス面の強調によって、着々と行われてきたんだろう。
そのたびに見えない何かが削られていったのだろうけど、既に慣らされてしまっている自分がいる。

サイゼリヤ・マニアが伝授！ サイゼの定番料理を組み合わせて作る秘伝の「カスタマイズ・パスタ」がめちゃくちゃウマい
https://news.yahoo.co.jp/articles/1128fb17f7ce49116609769de13da220e82b95d9

番号で注文するから失うんじゃない
既に失ってるんだ