半田屋、ラーメンを80円値下げして350円にする。

物価高なのに80円値下げ　仙台の大衆食堂「半田屋」でラーメン大人気　「背脂」も開発中

2025年5月9日 6:00
2025年5月10日 9:32 更新

　飲食店チェーン「大衆食堂　半田屋」で、しょうゆラーメンの人気が沸騰している。リーズナブルなメニューがそろう半田屋も食材の仕入れ値高騰で各品の値上げを強いられているが、しょうゆラーメンを宮城県内などの９店舗で４３０円から３５０円にあえて値下げした。「消費者に寄り添う」という同社の心意気が評判を呼び、販売数は倍増した。（せんだい情報部・高松直）

　４月３０日午後、ＪＲ仙台駅東口の東口ＢｉＶｉ店（仙台市宮城野区）に入った４０代の自営業男性は、しょうゆラーメンとご飯を平らげた。

　「一番大きいサイズのご飯と一緒に頼んで６００円以内に収まるのはすごい。物価高の中で工夫して低価格にする企業努力に感服した」と笑顔を見せた。

　運営会社の「半田屋」（青葉区）によると、３月１日にしょうゆラーメンのスープをリニューアル。それに合わせて宮城県内の全７店舗などが３５０円で提供を始めた。東口ＢｉＶｉ店では値下げ初日の注文数は、値下げ前の１日当たり平均の約５倍を記録した。

　値下げしていない店舗を含めた３月１日～４月３０日のしょうゆラーメンの販売数は前年同期比１・９倍、計４万５０００食以上の売り上げになったという。

　手頃な価格から、ご飯やおかずと一緒に頼む客も多い。来客者アンケートでは「濃い口のスープがご飯に合う」「みそ汁代わりに注文した」という声も寄せられた。

略

https://kahoku.news/articles/20250508khn000063.html

昔はラーメンと中華丼一緒に食ってたが500円くらいだった気がする